「会話が弾んだ」わけではない
最近、婚活の現場で、コミュニケーションの深刻な「ズレ」が見られるようになりました。お見合いの席で、お相手の反応を無視して、自分の興味のある話だけを延々と話し続けてしまう、そんな男女が非常に増えているのです。
例えば、釣りが趣味の人はずっと釣りの話。アニメが好きな人はずっとアニメの話……。相手はチンプンカンプンでも、お見合いの席ですからさすがに「その話に興味はありません」とは言えず、ただあいまいに相槌を打つしかありません。
内心では「好き勝手にしゃべって、この人はいったい何をしに来たんだろう」「自分のことにしか興味がない人なんだな」とあきれているわけです。
当然、お見合いの結果は「お断り」となります。しかし、話し続けた当の本人はというと、「えっ、お断り? 楽しい会話ができたのに、なぜ?」と驚きます。自分の好きな話を永遠とし続けたことを、「相手と盛り上がった」と勘違いしているのです。
