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12時間で認知症のリスクが63%UP 健康寿命を縮める「座りっぱなしの害」を帳消しにする習慣〈最新データを紹介〉

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座っている人
運動習慣があってもダメ?「座りっぱなしの害」を帳消しにする習慣とは――(写真:mits/PIXTA)

INDEX

健康の話になると、多くの方は「もっと運動しなければ」と考えます。もちろん、それは間違いではありません。ですが、近年の医学研究が強く示しているのはむしろ、“長時間座っていること”が独立した健康リスクになる点です。

体の中で何が起きているのか

■座りっぱなしが害になるメカニズム

まず座りっぱなしが健康問題を起こす、医学的メカニズムから整理しておきましょう。

長時間座りっぱなしでいると、下肢にある太ももやふくらはぎなど、体の中で最も大きな筋肉群の活動が低下します。筋肉は単に動くための器官ではなく、血糖を細胞内に取り込み、脂質をエネルギーに変える重要な組織です。

この筋肉がほとんど動かない状態が続くと、食後血糖値の上昇やインスリン抵抗性の悪化(血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きが悪くなる)、中性脂肪の増加、血管機能の低下などが起こりやすくなります。

さらに、下肢の筋肉が動かないと血液を心臓へ戻すポンプ作用が弱まり、血流が滞りがちになります。長時間座りっぱなしの状態に、PC作業などによる前屈みの姿勢が重なると、血流不足が首・肩・腰にある筋肉のこわばりをもたらします。

肩こりや腰痛は単なるデスクワークの副産物ではなく、長時間同じ姿勢を固定し続ける生活への警告サインとも言えるのです。

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【最新機器の研究で解明進む】

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