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女性が「つながり」を、男性が「自主性」を求める理由は、「アロペアレンティング」と「配偶競争」にある

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友達と旅行を楽しむ3人の女性
進化上の理由から、女性はつながりを、男性は自主性を重視するそうです(写真:EKAKI/PIXTA)
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女性は生殖に多大な努力を傾けるので(9カ月の妊娠期間と、祖先の社会では2年の授乳期間を経て、子どもはようやくよちよち歩きができるようになるが、その後も依然として大変な手間をかけて育ててやらなければならない)、子育てにはたいてい、たっぷり手助けを必要とする。

男性は猟や保護というかたちで多くの支援を提供するが、男性は猟のために出掛けるので、留守の間は、子どもの面倒を見てもらうために誰か別の人の助けが必要になる。その誰かは、女性でなくてはならない。

「つながり」が高めた子どもの生存率

その結果、他の女性と強いつながりを形成する女性は、科学者が「アロペアレンティング」と呼ぶものの恩恵を受ける可能性が高まる。アロペアレンティングとは、実の親以外の人が子育てに力を貸すことを言う(私たちの祖先版のベビーシッター業務だ)。

質の高いアロペアレンティングを得る能力は、たいしたものではないように思えるかもしれないが、考えてほしい。私たちの祖先の間に生まれた赤ん坊のおよそ40%は成人できずに亡くなった。

祖先の子どもが受ける養育の質を上げる要因はどれも、そのような死亡率の改善に役立ったことだろう。他の女性との強いつながりを感じた女性は、アロペアレンティングの理想的な提供者であり受け手であり、互いの子どもの生存率を高めたと思われる。

女性と比べると、子育てにおける男性の役割はたいてい、食べ物と保護の提供を通した、はるかに間接的なものだったので、男性は女性の場合と同じ進化圧は受けず、女性ほど、アロペアレンティングを提供してくれるような他者の小集団と緊密なつながりを形成することはなかった。

つながりと自主性の相互関係を踏まえると、女性のほうが男性よりもつながっていることからは、男性のほうが女性よりも自主的であることが窺われる。

だが、この性差には、他にも進化上の理由がある。

私たちは自主性のおかげで他者にとっての有用性を増し、配偶者候補にとって価値ある存在になることができる。

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