伊藤忠商事が食料カンパニーに、ひそかに新たな部署を設立したことが東洋経済の取材で分かった。
その名は「SCM(サプライチェーンマネジメント)推進室」。事業内容はおろか、存在自体も公表されておらず、社内でも知る人は限られているという。
SCMの役割の1つは共同配送
伊藤忠の食料カンパニーは、大きく3つの部門で構成される。
砂糖や油脂、飼料といった原料周りのビジネスを扱う「食糧部門」、生鮮食品の調達や加工を担い、上場子会社のプリマハムなどを担当する「生鮮食品部門」、そして「食品流通部門」だ。
食品流通部門の傘下には3つの部がある。

このうち「食品流通部」は食品卸最大手の日本アクセスや、同じく食品卸大手で現在、完全子会社化を進めている伊藤忠食品など食品流通全般を担当。「リテール開発部」は、スパムやエビアンといった海外の食品ブランドの販売・流通業務を担っている。
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【セブンに急接近する伊藤忠】
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