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三菱「デリカD:5」…フルモデルチェンジから19年目に販売台数は過去最高、S-AWC搭載のマイチェンで走りに磨き

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三菱自動車のミニバン「デリカD:5」。フルモデルチェンジから19年でも販売は好調だ(写真:筆者撮影)

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ニューモデルに注目が集まる自動車業界にあって、19年間もフルモデルチェンジをしていない人気のモデルがある。

それが三菱自動車のミニバン「デリカD:5」だ。

2026年1月にマイナーチェンジとなったのだが、「またまたマイナー? いつになったらフルモデルチェンジするんだ?」と思ってしまう。

D:5が登場したのは07年のこと。以降、フルモデルチェンジをまったく行わずに今年で19歳となった。業界的には、5~7年でのフルモデルチェンジが多いことを踏まえると、かなり珍しい。

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長期間フルモデルチェンジをしていないクルマとしてよく名前が挙がる、日産自動車のミニバン「エルグランド」は10年に現行モデルとなっている。それよりも3歳年上なのだ。

長寿というだけではない。25年度の国内販売台数がD:5として過去最高を記録するという珍事まで起きている。

初代のデビューは68年

初代「三菱デリカ」がデビューしたのは1968年。荷物を運ぶ車=デリバリーカーから名付けられた。第2、3世代が「デリカスターワゴン」(79年/86年)、第4世代が「デリカスペースギア」(94年)と来て、現行モデルは第5世代なので「D:5」というわけだ。

初代「三菱デリカ」発売の翌年、デリカをベースにしたワンボックスタイプの「デリカコーチ」が発売された(写真:三菱自動車工業)
1986年発売の「デリカスターワゴン」(写真:三菱自動車工業)

D:5となった07年のフルモデルチェンジでは、SUV(スポーツ多目的車)としての走破力、ミニバンとしての快適性、ユーティリティ(実用性・有用性)を併せ持つ「オールラウンド・ミニバン」の地位を確立。唯一無二の存在としてユーザーから親しまれてきている。

実はフルモデルチェンジこそなかったものの、この19年間、毎年のように一部改良を行ってきた。また、よりアウトドア色を強くした「シャモニー」「ジャスパー」のような特別仕様車も発売したり、人気の維持と進化を続けている。

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【アクの強い”顔”も時間の経過で違和感なくなる】

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