東洋経済オンラインとは
ライフ

"無償エキストラ募集"で炎上「侍タイムスリッパー」安田淳一監督、「1人7000円自腹」はそこまで叩かれるべきなのか

7分で読める
『侍タイムスリッパー』公式Xで発信されていた「心配無用ノ介 天下御免」の宣伝ビジュアル(画像:『侍タイムスリッパー』公式Xより)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー

INDEX

『侍タイムスリッパー』などを手がける映画監督・安田淳一氏による「無償エキストラ」の募集が、SNS上で炎上状態にある。かつらやメイクなどの実費を参加者に求めたことから、「やりがい搾取」と批判が相次いだのだ。しかし筆者は「そこまでバッシングされるべきことなのか」と感じる。ネットメディア編集者の視点から“炎上の構造”を分析しつつ、どうしてここまで燃え広がったのかを考えた。

「やりがい搾取だ」との声が相次ぐ

安田監督は2026年4月27日、Xでエキストラを募集すると投稿した。作品はBS-TBSで7月から放映予定のドラマ「心配無用ノ介 天下御免」で、江戸の庶民役として、男女あわせて約20人を募集するというものだった。

場所は、東映京都撮影所の太秦(うずまさ)映画村。エキストラには、東映衣装部による衣装や、“本場の職人スタッフ”によるメイク、着付け、カツラ装着などが行われるという。また、別のX投稿では、安田監督の権限により、エンドクレジットへの名前表記があるとも伝えられた。

エキストラ募集の内容の一部。衣装代・メイク代・カツラ代の実費7000円が必要と明記されている(画像:安田淳一監督Xより)
【写真を見る】"無償エキストラ募集"で炎上「侍タイムスリッパー」安田淳一監督、「1人7000円自腹」はそこまで叩かれるべきなのか(5枚)

しかしながら、この呼びかけにXユーザーからは非難の声が上がった。募集が、カツラや衣装、メイク代の実費を、参加者みずからが負担するという条件だったためだ。1人あたり7000円を支払う必要があり、「14万円(7000円×20人)すら捻出できないのか」「やりがい搾取だ」との声が相次いだ。

次ページが続きます:
【日本アカデミー賞受賞作のスピンオフだった】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象