前回の記事ではボルボをメルセデス・ベンツ、BMW、アウディの「ドイツ御三家」と比較し、速さや派手さよりも、安全・安心・落ち着き・信頼できる上質さで支持されている姿を見た。
今回は比較対象を国産ブランドに広げ、ボルボ、レクサス、スバル、マツダの新車購入者データを見比べてみよう。
使用データはいつもと同様、市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」である。
ボルボ購入者:255名
レクサス購入者:1854名
スバル購入者:2874名
マツダ購入者:3257名
※いずれも分析対象は2022年1月以降の新車購入者のみとする
お金まわりはどうなっているのか?
比較相手を国内ブランドに置き換えると、ボルボの姿はどう見えてくるのか。まず、お金の面から見てみたい。
世帯年収が1000万円以上の人の割合はそれぞれ、ボルボ57%、レクサス51%、スバル26%、マツダ22%である。
ここからさらに世帯年収を1500万円以上に絞り込むと、それぞれの購入者に占める割合は、ボルボ19%、レクサス26%、スバル8%、マツダ6%となることから、レクサスの高年収層の厚さが確認できた。
それでは購入した人々は、実際のところいくら支払っているのだろうか。「値引き前車両本体+オプション価格」、「値引き額」「下取り額」「最終支払い額」の各データを次に示す。
購入車の「値引き前車両本体+オプション価格」の平均を見ると、ボルボは710万円。レクサスは700万円でほぼ同水準である。スバルは411万円、マツダは349万円であるので、ボルボとは300万~360万円程度の差がある。
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【異なるのは「現金一括/ローン利用」の割合】

