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「教師の一言で大荒れ」「20代で詐欺に遭い借金」… 海外で《1日300杯のラーメン》を売る"クレイジーな46歳女性"の半生

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鎌田洋花
「Yokaloka(ヨカロカ)」オーナーの鎌田洋花さんに、成功までの道筋を聞いた(写真:筆者撮影)
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開業から1週間も経たないうちに、業界の重鎮の1人が、彼女の小さな店をのぞきに来た。「お前、何やってんだ」と声をかけられたのが、教えを受ける始まりだった。

「あとは一時帰国に合わせて、新宿の寿司アカデミーで飾り寿司の短期コースを取ったり、母にも改めて家庭料理を教わったりしました」

具材を惜しみなく使った太巻き。人気メニューのひとつ(写真:筆者撮影)

1平米のバナナ屋跡地で

もうすぐ1年を迎えようとしていた08年1月、物件をめぐるトラブルで、洋花さんは自分の店に入れなくなってしまう。

半月かけて見つけた次の物件は、同じ市場の、店と店の隙間のような空間だった。1平米のバナナ屋の跡地で、扉すらなく、跨いで入る。家賃は月120ユーロ(当時のレートで約2万円)。

「もう、私にはここしかないって」

ペンキは自分で塗った。

そして、1年を迎えたヨカロカに転機が訪れる。

大手新聞社エル・パイスの別紙に取り上げられたのだ。そこから、毎日長蛇の列ができるようになり、寿司屋1本で食べていけるようになった。

「当時は、忙しすぎて巻き寿司の具材が足りなくなって、向かいの魚屋が店まで運んでくれたこともありました。今でも市場の人たちとあの時は魚運んだよね、って思い出話をします」

1年で軌道に乗ったヨカロカ。しかし、本当の苦難はここから始まる――。1500万円超の損失、さらに3000万円のリスクを背負って、「世界一」と呼ばれる店を作り上げていくことになる。

後編へ続きます)

【後編はこちら】「世界一のラーメン」と絶賛も、近隣住民とトラブルで《1500万円消失》… 46歳女性の"クレイジーな経営者人生"

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