本記事の前半では、『同僚とのつきあい方』(勝木健太 監修、東洋経済新報社)のなかから、本書制作チームが“社会人生活数年〜数十年の先輩方”に回答してもらったアンケートを軸とした「同僚とのつきあい方 後悔あるある」内の「危険な話題」について紹介した。
ひきつづき、内容を見ていくこととしよう。
職場の人の悪口は全力で避ける
ところが後日、「〇〇さん(私の上司)は評判が悪いらしい」「部下(私のこと)もそう言っていた」と、私はただ聞いていただけなのに、発言の張本人であるかのように言われていることが判明。もうずいぶん社内に話はまわっていて、もはや上司本人の耳に入っているのは疑いようもありません。気まずくて、それからしばらくは目を合わせることもできませんでした。(20代男性)(144〜145ページより)
職場の飲み会では、誰かの悪口や愚痴が始まってしまうことがあるものだ。
しかしこの例からもわかるように、自分から言うつもりはなかったとしても、流れで話題に巻き込まれてしまう可能性もある。
そこでまず意識したいのは、「自分からは絶対に悪口を言わない」というスタンスを持っておくこと。
酔っていて、しかも複数の人と一緒だったりすると、うっかり余計なことを口走ってしまうこともないとはいえない。
だが、それは避けるべきだし、意識的に避けるだけでも、誤解されたり、あらぬ噂を立てられたりするリスクは減るに違いない。
しかし、職場での悪口を完全に避けるのは現実問題として難しいものでもある。だからといって、話題が振られたときに黙り込むのも気まずいから戸惑ってしまうかもしれない。
そこで、そんなときには話の向きを少しだけずらしてみるといいようだ。
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【真正面から反論せず、論点をずらす】

