新興スマートフォンメーカーのNothing(ナッシング)から、「Phone (4a)」「Phone (4a) Pro」という2つのモデルが4月15日に発表された。「背面が光るボディーのスマホ」としても知られているNothingだが、今回の2製品で目指すのはユーザー層の拡大とNothingのブランドイメージの浸透だと筆者は感じた。iPhone人気の日本でNothingは独自の道で販売数を拡大しようとしている。
誰でも無理なく買える(4a)シリーズ
新製品の「Phone (4a)」と「Phone (4a) Pro」は、それぞれの名前に「a」の文字がつけられている。これはNothingのスマートフォンラインナップとしてはハイエンドではなく、ミドルレンジクラスの製品に付けられる型番だ。つまり性能ありきの製品ではなく、「ほどよい価格で気分が上がる一台」というポジションのモデルなのである。ちなみにどちらのモデルもチップセットにはクアルコムのSnapdragon 7s Gen 4を搭載している。
「Phone (4a)」は、Nothingの世界観に最初に触れるための入り口のような存在だ。価格は5万8800円から。5000万画素の広角と3.5倍望遠カメラ、800万画素の超広角カメラを搭載する。十分すぎる性能と言えるだろう。背面は透明仕上げ、独特のアイコンが並ぶOSなど「Nothingらしさ」をしっかり味わうことができるスマートフォンだ。
一方の「Phone (4a) Pro」は、同じ「a」ラインでありながらカメラ性能を大きな柱に据えたモデルだ。画素数は「Phone (4a)」と変わらないものの、望遠は高倍率に強いペリスコープ式を搭載。最大で140倍の撮影も可能にしている。価格は7万9800円。なおどちらのモデルもFeliCaを搭載、おサイフケータイ機能が使える日本独自のカスタマイズモデルとなる。
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【「光るスマホ」で注目を集めたNothing】
