今年の参加者は、福間中の2年生454人と地域の大人220人ほど。学校や地域の運営側を含めると総勢700人以上が関わる一大イベントとなっている。生徒数が多いため2部制で、生徒は入れ替わり、大人は2部続けて参加する。
近年、福津市は人口が増え、福間中の生徒数は全国の公立中学校で2番目に多い1309人に。お知らせのプリントを各地に配り、任意で参加してくれる大人を集めることが難しくなっているが、「生徒から元気をもらえる」と毎年楽しみにしている市内外の人が多く、生徒側だった卒業生が大人になってこの日のために帰省してくることもあるという。
開会式の後、第1部がスタートした。時間は50分間。ファシリテーターとして進行する地域の木本圭子さんがマイクを持ち、進め方を説明する。
生徒と大人がペアになり、木本さんが出したテーマについて、まず1人が1分話し、次にもう1人が1分話す。終わったら、生徒が1つ左の椅子に移動して、次のペアで話をする。
「生徒さんは正しいことを言おうと思わず、感じたままを話して大丈夫ですよ」
「大人は口を挟みたくなるかもしれませんが、聞くことに徹してくださいね」
などのルールも伝えられた。
意外にも積極的に話す中学2年生
「自己紹介から始めましょう。まずは大人が1分間で自己紹介をしてください」と木本さんが言うと、大人側が一斉に話し始めた。1分経つとタイマーが鳴り、「今度は生徒さんが、自分の好きなことなども話してみましょう」と促し、生徒たちが話をしている。中学2年生といえば思春期真っただ中だが、みんな初対面の大人に向かって、一生懸命に話をしているから驚きだ。
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