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【五月病になる前に知りたい】「努力しているのに結果が出ない人」が気づいていない盲点、「英語を勉強する」は本当に正解か?

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努力の方向性を間違えていないだろうか(写真:buritora / PIXTA)
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そこで私は逆張りをした。ITバブル崩壊直後で、ベンチャー企業への就職・転職は皆が避けていた。だからこそ、そこに絞って就職活動をしたのだ。当時はスタートアップが新卒採用をしていなかった時代なので、アプローチの仕方にも相当な工夫を凝らした。

詳細は紙幅の都合で割愛するが(興味のある方は拙著をご参照願いたい)、この方法をとることで、同じ時間と労力でも、リターンの期待値が高い方向に賭けることができた。量で勝負するか、方向性で勝負するか――この選択が、その後のキャリアを大きく分けたと今でも思う。

もちろん、当時の状況下で量で勝負した判断を責めるつもりはない。ただ、今振り返れば違う選択肢もあった、ということだ。

「量の努力」から「方向性の努力」へ

要するに、同じ時間と労力をかけるのであれば、よりリターンが大きいと思われる方向性を見極め、その方向性に向けて努力する事が大事、という事だ。努力は、「工夫」と掛け算になってはじめて結果に結びつく。

言い換えれば、勝負を分けるのは「量」ではなく「方向」だ、ということになる。

量をこなすことは、学生時代までは正解だった。先生も教科書も、正解までの道筋を示してくれていたからだ。しかし社会人の世界では、まず「どちらに向かって努力するか」を自分で決めなければならない。ここを誤ると、量をこなせばこなすほど、かえってゴールから遠ざかっていく。

正解の無い世界で、かつ前提や常識がものすごいスピードで変わっていく時代だからこそ、“良い努力”の意味を噛みしめたい。自分の時間とリソースは有限だ。何に使うかを見誤れば、どれだけ頑張っても報われない。

しかし、方向性の間違いに気づくのに、遅すぎるということはない。気づいたその瞬間から、“良い努力”は始められる。そしてなにより、方向性さえ合っていれば、努力は必ず結果を連れてくる。

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