明日のプレゼンテーションは失敗するに違いないと自分に言い聞かせる人がいます。
じっくりと思いを巡らせ、自分は優れた人間ではないから、配偶者やパートナーは新たな相手を探しているはずだと考える人がいます。
自分のことを信じていないから、物事のなりゆきに自信が持てないのかもしれません。それどころか、未来が恐ろしいと感じます。未来のことはわからないからです。
起きるはずがない不条理なことを心配するな
考えすぎる人は、最悪のシナリオを想像して、その「ビジョン」をもとに不安を抱きます。
ネガティブな結果や経験について心配するのは誰にでもあることですが、こうしたイメージを頭の中で繰り返し再生するというのは、深刻な問題です。
たとえば、子どもを学校に迎えに行くとします。あと5分したら授業が終わって、子どもが学校から出てきます。ところが、向かっている途中で車が故障し、ロードサービスを呼ぶことになりました。
頭の中には、次のような「ビジョン」が浮かびます。学校の外で子どもが待っているのに迎えの人は現れず、知らない人が子どもを車に乗せて、連れていってしまう。あなたは不安を感じ、自分は悪い親だと思い込みます。これが考えすぎという思考の罠です。
現実世界でそんなことが起きたら、一旦立ち止まって考え、ロードサービスを呼ぶだけでなく、学校にも電話して何が起きたか先生に伝えるはずです。それから誰かに電話して、代わりに子どもを迎えに行ってほしいと頼むでしょう。
立ち止まって集中し、最良のシナリオを思い浮かべるようにすると、起きるはずがない不条理なことに頭を悩ませるひまがなくなります。
研究によると、考えすぎはメンタルヘルスの問題や睡眠時間の減少を生み、それがアルコールやドラッグの使用につながるとされています。

