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ヒカキン「日本の麦茶、変えるぞ!」と豪語も、「ONICHA」が"普通の味"だった驚く背景…元広告マンが断言「苦戦は必然」のワケ

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ONICHA ヒカキン
「日本の麦茶、変える!」というキャッチコピーで満を持して発売された「ONICHA」(画像:「ONICHA」公式サイトより)
  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

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発売前から良くも悪くもネット上で大きな話題となっていた、人気YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんが手がけたペットボトル入りの麦茶「ONICHA」が、4月21日に発売された。

筆者が訪れたセブン-イレブンでは、入り口近くの棚一列に陳列されており、販売に力を入れていることがうかがえた。

都内のセブン-イレブンにズラリと陳列された、新発売の「ONICHA」(写真:筆者撮影)

今のところ話題性は十分ではあるが、筆者は「ONICHA」を定番商品として定着させることは難しいし、同商品もそこを目指してはいないのではないかと考えている。

「麦茶」は味で特徴を出すのは難しい

発売告知のYouTube動画の中で、ヒカキンさんが麦茶のことを「地味でワクワクしない」「親に言われてジュースの代わりに飲む退屈な飲み物」などと表現して、SNS上で物議を醸していた。

また「日本の麦茶、変えるぞ!」というのが同商品のキャッチコピーなのだが、原材料の大麦がカナダとオーストラリア産であることがネット上で指摘され、「日本の麦茶じゃない」「国産を使えよ」といったツッコミも受けている。

発売当日にはX上では「#普通の麦茶」がトレンド入りした。実際に飲んだ人が、味はいたって「普通の麦茶」であったことを報告しているのだ。

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【「ONICHA」と競合商品を飲み比べてみた】

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