ただ、こうした楽しみ方は場所を選んでしまうのも事実です。加盟店が都市部に集中しているのです。裏を返せば「移動中」や「旅先」がチャンス。東京駅や新宿駅、横浜駅などのターミナル駅はTABETEのホットスポットです。今では出先でついでにレスキューするのが、ちょっとした楽しみになっています。
フードロス削減アプリは他にもあります。2026年には世界最大級のフードシェアリングアプリ「Too Good To Go」も上陸し、割引率の高さが話題になりました。また「Let(レット)」は、規格外品や見切り品などの「訳あり商品」を配送で購入できます。
見えない誰かとのおいしいご縁
TABETEには紹介コードという制度があります。登録時にコードを入力すると、紹介した側とされた側の双方に200円分のポイントが贈られます。前述した自分のブログやSNSで、私はたまにコードを紹介しています。
すると、顔の見えないどこかの誰かが、ちょこちょことコードを使ってくださるのです。ポイントが増えるたびに、「どうかあなたが、このアプリを楽しんでくれますように!」と、心の中でエールを送っています。
ポイントがコツコツと積み重なったとき、私はとっておきの贅沢をすることにしています。それは、ホールケーキのレスキューです。見知らぬ誰かたちに感謝しながら、25㎡の小さな部屋で、ケーキを頬張る。
ネットワークを通じて、見知らぬ人たちと「奢り、奢られる」。お互いにwin-winで、なんとも現代的な節約方法です。

