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遠方に住む家族が余命わずか…医師が勧める「介護プラン」の組み方 50代女性、30代男性の実例も紹介

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高齢者と介護する家族のイメージ
大切な人と最後の時間を「一緒に過ごす」ために必要な考え方とは?(写真:Ushico/PIXTA)
  • 安井 佑 医療法人社団 焔 理事長

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身近な人の残りの人生が少ないと知ったとき、私たちは介護の問題を背負うことになります。ですが、5000人以上の看取りを行ってきた在宅医療専門クリニックの創設者で医師の安井佑さんは、「介護」とは別に「一緒に過ごす」時間を作ることが、お互いに悔いを残さないために必要だと言います。そんなお互いにとっての「いい時間」をつくり出すためのヒントを安井さんに聞きました。
※本稿は『大切な人が亡くなる前にあなたができる10のこと』から一部抜粋・再構成したものです。

一緒にいられる時間をつくるために

大切な人の残り時間が限られていると知った時期に考えなければならないことの一つは、自立度が低下した患者さんのお世話をどうするかということです。

通院のサポートや、日常生活のサポート、もし自宅での看取りを考えているのであれば、どうやって家で看る体制を整えるのか。あなたが大切な人と離れて暮らしているのであれば、一緒に暮らすために実家などに帰ったほうがいいのか。

それとも……? 

いわゆる「介助」や「介護」について考える必要が出てきます。

そう聞くと「介護なんて、なんだか大変そう」と尻込みする人も多いでしょう。

「一緒にいられる時間はあと少ししかなさそうだから、そばにいてお世話してあげたい」と思う人でも、「介護」と聞くと少々ためらってしまうかもしれません。

ただ、忘れないでほしいのは、今が大切な人と関われる最後の時間であり、一緒に過ごせる最後の時間だということです。

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【患者と介護者、双方の希望を満たす「介護プラン」の作り方】

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