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遠方に住む家族が余命わずか…医師が勧める「介護プラン」の組み方 50代女性、30代男性の実例も紹介

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高齢者と介護する家族のイメージ
大切な人と最後の時間を「一緒に過ごす」ために必要な考え方とは?(写真:Ushico/PIXTA)
  • 安井 佑 医療法人社団 焔 理事長
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コウイチさんが見事なのは、「介護する」と「一緒に過ごす」を混同しなかったことです。コウイチさんのように、患者さんと過ごす場所が自宅であっても、「介護する」のほとんどをプロに任せれば、自分は「一緒にいる」という部分だけを取ることだって可能です。もちろん、やりたければやりたい分だけお世話してあげることだってできます。

自分たちが過ごしやすいように介護プランを組めばいいのです。

介護プランを組むときは「同情ベース」で考えない

ちなみに、介護プランを組むときのポイントは、「同情」ベースで考えないということ。

この点は、すごく重要です。

終末期の患者さんに関わると、

「お母さん、もう、自分一人でベッドから立ち上がることもできないなんて……」

「お父さん、一人でトイレにも行けなくなっちゃったんだ……」

かわいそうで見ていられない、あなたにそんな感情が出てくるのは当然でしょう。

そんな同情から、「私も忙しいけど、最後なんだから、付きっきりでお世話してあげたい」と考える人もいるかもしれません。

でも、介護プランを組む際に必要なのは、同情ではなく、介護をするあなた自身の自由もある程度確保すること。

どちらかがガマンする状態は長続きしません。

それをしないために、介護プランを組むのです。

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【「介護」の基本的な考え方】

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