実は"鉄分"濃い目、JR東の「高輪・大井町」再開発 車両基地に隣接、鉄道会社ならではの「仕掛け」も
大井町トラックスの北側には、山手線の車両基地が広がる。多くの車両が営業運転をする昼間の時間帯は車両数が少ないが、夜の通勤通学ラッシュを終えて入庫した車両が勢揃いする姿は圧巻だ。
この景色をビジネスに活かさない手はない。ホテル26階のバーやスパ、サウナなどは「トレインビュー」を意識したレイアウトとなっている。また、エリアは東急大井町線にも面しているため、エリア内の飲食店のテラス席から東急の車両が行き交う様子を眺めることもできる。
三菱地所、三井不動産、森ビルといったデベロッパーが都内で大型の不動産開発を続々と行っている。物件を見ただけでどの会社が開発したかを言い当てるのは難しいが、高輪ゲートウェイシティと大井町トラックスに関しては、トレインビューが印象的に取り入れられているため、鉄道会社が開発したことがよくわかる。
高輪も大井町も「広域品川圏」
JR東日本ならではの不動産開発という点がもう1つある。同社は大井町―品川―高輪ゲートウェイ―田町―浜松町間を結ぶエリアを「広域品川圏」と名付けている。高輪ゲートウェイシティと大井町トラックスのほかにJR東日本が開発した大型の複合施設としては、浜松町近くの複合施設「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」がある。劇団四季のシアターは大井町からウォーターズ竹芝に移転している。
広域品川圏には自動運転バス、空飛ぶクルマ、ウォークスルー改札などの先進技術を実験的に導入し、「このエリアを都市生活のイノベーションが生まれる先進エリアにしたい」とJR東日本は目論む。



















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