INDEX
画面越しの同僚が、実は北朝鮮のIT労働者かもしれない。コロナ禍で増えたフルリモート採用の隙を突き、ディープフェイクで他人になりすます北朝鮮のIT労働者が急増中だ。
2025年のレポートによれば、侵入を許した企業は前年比220%と爆発的に増え、世界で5000社以上が標的になったという。
年間最大6億ドルを稼ぎ出すその手口は、もはや「口元」や「まばたき」で見抜けるレベルではない。日本でも確認された「なりすまし面接」と、その対策とは?
北朝鮮のIT労働者が「なりすまし」で面接に
コロナ禍を契機にフルリモート勤務が可能になる中、就職面接をオンラインで行い、1度も対面で会わないままの同僚がいるケースも増えている。
そんなオンライン面接に、なんと北朝鮮のIT労働者が紛れていた事例が多数報告されている。彼らは国籍や名前を偽り、面接時にはディープフェイク技術で他人になりすましているのだ。
国連安全保障理事会の専門家パネルが2024年にまとめた報告書では、北朝鮮のIT労働者たちは世界中で、年間2億5000万ドル〜最大で6億ドルを稼いでいると推計されている。
次ページが続きます:
【セキュリティ企業でも見抜けず採用してしまった】
