日本人の血管を守る食材
日本人が動脈硬化を起こしにくい原因の1つと考えられてきたのが、善玉HDLが多いことです。
日本人と欧州系米国人の善玉HDL値を厚生労働省と米国保健省の統計で比較すると、米国人全体の平均値は日本人男性より約10%、日本人女性より20~24%低くなっていました。
善玉HDLは、あまったコレステロールと酸化LDLを引き抜いて、肝臓に戻します。
このほかに、悪玉LDLを酸化されにくくする作用や、血管の内側の細胞を守る作用も報告されており、日本でも海外でも、心筋梗塞に関しては、悪玉LDLが多いことより、善玉HDLが少ないことのほうが問題と考えられています。
次ページが続きます:
【「食の欧米化」にもかかわらず…】
