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日本人の血管を動脈硬化から守る"2大食材"のすごい力 卵やイクラを食べてもコレステロール値は上がらない訳

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サバ
日本人の動脈硬化が進みにくい原因として、ある食品の摂取が多いことが挙げられます(写真:shige hattori/PIXTA)

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同じ人間でも、外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なる。言い換えれば、日本人が欧米人と同じ健康法を取り入れても、意味がないどころか逆効果ということさえあるのだ――。
こうした、見落とされがちだった「体の人種差」の視点から、日本人が病気にならないための健康法を徹底解説した、内科医・奥田昌子氏の著書『最新 欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」』より、とくに注目の話題を抜粋してお届けする(同書より一部抜粋・編集してお届けします)。

日本人の血管を守る食材

日本人が動脈硬化を起こしにくい原因の1つと考えられてきたのが、善玉HDLが多いことです。

日本人と欧州系米国人の善玉HDL値を厚生労働省と米国保健省の統計で比較すると、米国人全体の平均値は日本人男性より約10%、日本人女性より20~24%低くなっていました。

善玉HDLは、あまったコレステロールと酸化LDLを引き抜いて、肝臓に戻します。

このほかに、悪玉LDLを酸化されにくくする作用や、血管の内側の細胞を守る作用も報告されており、日本でも海外でも、心筋梗塞に関しては、悪玉LDLが多いことより、善玉HDLが少ないことのほうが問題と考えられています。

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【「食の欧米化」にもかかわらず…】

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