ストレス解消で寿命を延ばす!60・70代向け"最強の趣味"2つ――体と脳を若返らせて死亡リスク・認知症リスクを遠ざける

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

歌うことに興味がない人もいるだろう。そんな人は音楽を聴くだけでもいい。1日に1時間程度音楽を聴くと、認知症になりにくいという報告がある。この際、イヤホンやヘッドホンではなく、体全体で聴くことが大事だという。

ボイトレやダンスの副次的効用

ボイトレを始めて1年くらい、驚いたことに徐々に前より高い音が出せるようになり、今では通い始めた頃に比べて約3音高い音が出せるようになった。そしてある日、先生に「首が太くなったのでは」と言われた。

そう言われてみると、確かに今まで使っていたワイシャツでネクタイを締めるとき、ボタンがとまらないシャツがあることを思い出した。

発生練習で首の筋肉が鍛えられて首が太くなったのだろう。首の筋肉が鍛えられると物を飲み込む力(嚥下力)が増すために、餅などで喉が詰まることも減少する。

また嚥下力が増すと、誤嚥が少なくなり誤嚥性肺炎の予防となる。

ここで少し誤嚥性肺炎のことを説明しておこう。食道の入り口と気管の入り口は喉の中で近い場所にある。誤嚥すると胃のほうに行くべきものが気管に入ってしまい、それが原因で肺炎が起こる。これが誤嚥性肺炎と呼ばれる疾患である。

嚥下力が低下した高齢者に多い誤嚥性肺炎は、医学が進んだ今でも治療が難しく、死亡率の高さは、がん、心血管病、肺炎に次いで4位にランクされている。

誤嚥性肺炎が、ボーカルトレーニングやカラオケで防げるなら素晴らしいことだ。楽しく歌って、元気になって、さらに日本の医療費の削減にも少しは貢献できる。

妻の母はフラダンス教室に通っている。毎週、体を動かすためか、80代半ばと思えないくらい元気だ。またそこで人と触れ合うことで、認知症の予防にもなるだろう。体を動かすことによって、筋肉も鍛えられ精神的にもいい。

どんなダンスでもよい。自分の好きな音楽に合わせて好きなように体を動かせば、きっと楽しいダンスになるだろう。

社交ダンスは2人で踊るので、いろいろな意味で活性化できそうだ。競技ダンスに熱心な中学高校大学の同級生がいるが、70歳近くなっても、まだ試合に出ているので健康そうだ。

ダンスやボーカルのレッスンで、もう1ついいことは、レッスン料を支払って通う生徒なので、若い先生(プロのダンサーや歌手も多い)に親切にしてもらえるということである。私が通っているボーカルスクールでは、私のような高齢者の生徒も結構多いという。

次ページ信頼できる医師に相談を
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事