「いつまでもスマホをやめない子」に親が"絶対言ってはいけない"言葉

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スマホを触る子
「混乱の時期」を含む12歳までが「非認知能力」の種を蒔く、子どもの未来にとって特に重要なタイミングです(写真:C-geo / PIXTA)
子どもが小学校高学年になり、急に反抗的になったり無気力になったりと扱いにくくなったとき、親は新たに「子どもの脳の発達」について理解する必要があります。非認知能力専門塾Five Keys代表の井上顕滋さんは「この扱いにくさは性格やしつけの問題ではなく、脳が『大人仕様』へと再構築される過程の正常な現象であることを理解したうえで子育てを行うべきだ」と言います。同氏の著書『12歳までに伸ばしておくべき 5つの非認知能力』から一部抜粋、編集してお届けします。

育て方を間違えた?

親として非認知能力を育むうえで、まず、子どもの脳が、どのように発達していくのかを理解しておく必要があります。

「言われないと勉強しない」

「『あとでやる』と言ったきり、いつまでもスマホやゲームをやめない」

「やる気はあるようなことを言うけれど、結局は三日坊主で終わってしまう」

もし、あなたが今、小学4年生から6年生、いわゆる「プレ思春期」と呼ばれる年齢に差し掛かったお子さんに対して、「うちの子はだらしない」「意志が弱い」「育て方を間違えたのかもしれない」と、お子さんの性格やご自身の過去の子育てを嘆いているとしたら、その必要はまったくありません。

なぜなら、これらは単なる「性格」や「しつけ」の問題ではなく、人間の脳が生物学的に「大人仕様」へと再構築される過程で生じる、極めて正常な現象だからです。いわば、脳の大規模な「改修工事」に伴う一時的な機能不全です。

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