1月15日に発売したばかりの日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」が、3月27日にリコールを開始した。
原因は、リーフに搭載される高電圧バッテリーの不具合。セルに使用される電極板の製造工程が不適切で、モジュールに電極板の破片が付着。充電を繰り返すことでモジュール内部でショートが発生し、バッテリー異常の警告が表示される場合がある。最悪の場合、バッテリーが異常発熱し火災に至るおそれがある。
日産によれば、ディーラーが保有するリーフのB7グレード(78kWhのバッテリー容量)で、実際に火災事故が1件発生した。またバッテリー異常の警告も1件発生し、国土交通省に報告されている。ただ、バッテリーが火災の原因かどうかは現在、消防や警察が調査中で、「予防的措置としてリコールを実施する」(日産)としている。対象は、2025年12月1日から26年3月7日までに製造されたうちの171台。
かつては火災無事故を訴求していたが⋯
初代リーフは10年の投入以来、10年以上もの間、電池に起因する火災事故を起こしていないことをアピールしていた。ただ、19-20年モデルイヤーのリーフに関して、電池火災の報告がアメリカで9件確認され、24年9月に現地当局へリコールの届けを提出した経緯がある。それ以来、こうしたアピールを控えるようになった。
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