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「ターボモデルはポルシェ量産車史上最高1156ps」電動化戦略見直しもどこ吹く風「カイエン・エレクトリック」の衝撃

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ポルシェの新型EV「カイエン・エレクトリック」。奥は408ps(ローンチコントロール時は442ps)を発揮するカイエン・エレクトリック、手前は857ps(ローンチコントロール時は1156ps)を発揮するカイエン・ターボ・エレクトリック(写真:Porsche AG)

ポルシェが新型EV「カイエン・エレクトリック」の国際試乗会をスペイン・バルセロナ郊外で開催した。

同社は2025年秋に電動化戦略の見直しを発表。発売予定だったEVをエンジン車やプラグインハイブリッド車(PHEV)に改めるほか、EV用新プラットフォームの開発を実質的に棚上げするとも読み取れる方針を明らかにした。

こうした開発計画の見直しに伴って18億ユーロ(約3114億円)の損失を計上。毎年15%を超える利益率を記録して「自動車産業界の超優等生」とされてきたポルシェが、2025年は営業利益が4億ユーロ(約732億円)、利益率は1.1%と発表して世間を騒がせた。

【写真】ポルシェの新型EV「カイエン・エレクトリック/カイエン・ターボ・エレクトリック」の内外装を確認する(47枚)

カイエン・エレクトリックへの自信

国際試乗会での筆者とカイエン・ターボ・エレクトリック(写真:Porsche AG)

もっとも、ポルシェは黒字を記録しただけ立派といえる。なぜなら、電動化戦略の見直しを強いられた自動車メーカーのなかには、日本のホンダが6900億円の赤字見通しであることを明らかにしたほか、アメリカのフォードは111億ドル(約1兆7000億円)の赤字を計上するなどのように、苦境に追い込まれている企業が少なくないからだ。

カイエン・エレクトリックの国際試乗会は、そんな、EVへの逆風が吹き荒れているなかで開催された。したがって、会場の雰囲気が多少暗かったとしても不思議ではないのに、ポルシェの開発陣は自分たちが作り上げたニューモデルに自信満々の表情を浮かべていたのである。

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【発表されたカイエン・エレクトリックのスペック】

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