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アップルが「50年」なぜ迷走から復活できたのか、iPhoneを生んだ企業文化と経営の核心とは

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2007年1月、iPhoneを発表するスティーブ・ジョブズ(写真:アップル)
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4月1日に、アップルが創業50周年を迎える。

現在は多くの人にとって、アップルは「iPhoneの会社」かもしれない。実際、収益の多くはiPhoneから生まれており、アップルの屋台骨がiPhoneであることは間違いない。

では、なぜiPhoneはアップルから生まれたのか? そして、iPhoneはいかにして強い存在になったのか?

そのことを、アップルの歴史から見える「企業文化」の観点から読み解いてみよう。

「ジョブズのOS」がiPhoneとその後を生んだ

iPhoneが生まれたのは2007年のことだ。発売からは、もうすぐ20年が経過しようとしている。もうそんなに経ったのか、と驚く人もいそうだが、アップルの歴史全体から見れば、中盤に登場して以来、会社を支え続けた「ベテラン」と言っていい。

iPhoneは突然生まれたわけではない。アップルの中にあった技術と、新たに開発された技術が混ざり合って出来上がったものだ。

直接的に言えば、01年にMac向けに提供が開始された「Mac OS X」(現macOS)の存在が大きい。自社が持つOSを核として、それまでの携帯電話の進化版ではない新たなパーソナルデバイスを作れたから、iPhoneは「スマートフォン」という市場を構築できたのだ。

だが、Mac OS Xには産みの苦しみがあった。

1984年に登場したMacintoshのOSは、ユーザーインターフェース面で高い評価を得ていたものの、その構造は、90年代後半には古いものになっていた。刷新が必要だったが、開発計画は迷走し続けていたのだ。

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