アップルが「50年」なぜ迷走から復活できたのか、iPhoneを生んだ企業文化と経営の核心とは
現在のアップル製品は、1つ1つの機能を拡大し、製品同士の連携を強め、使い続けることの価値を訴求する……というやり方を採っている。20年前、アップルはMacを中心に製品やサービスをつなぐ「デジタルハブ」戦略を採っていた。それが現在は、どれかの1つの製品が軸になるのではなく、製品同士がつながりあって価値を提供する形へと変わった。
これからはどうなっていくのだろうか?
アップルの未来はソフトの変化が決める
現在求められているのは、ハードウェア以上にソフトウェア、特にAIの進化だろう。
アップルは自社で先端のAIモデルを持っていない。そのことが遅れとみなされているが、実際には少し違う。スマートフォンやPCにおけるAIの価値は、まだ「AIのために製品を買い替える」というレベルには達していない。
アップルに求められるのは、単体の賢いAIモデルを作ることではなく、iPhoneに搭載されるAI機能「Apple Intelligence」が、どれだけ「日常的に有用なもの」に進化するかにかかっている。他社も開発を加速している以上、一定の成果を年内に出すことは必須の状況だ。
その答えはおそらく、今年6月開催の開発者会議「WWDC 2026」で見えてくる。こうした開発者会議を毎年積み重ねているのもまた、アップルの一面である。
iPhoneはアップルの持つOSがあった故に生まれた。多面的な顔を持つ企業だが、今のアップルを支えるのは、やはりソフトウェアである。これからのアップルの舵取りでも、「ソフトウェアをどう進化させていくのか」が軸になっていくだろう。
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