「アホいうたらあかんよ」 中道・泉健太議員が問う「エプスタイン文書」から浮かび上がる日本政府の根深すぎる"2つの闇"

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泉健太
泉健太(いずみ・けんた)/中道改革連合 衆議院議員。1974年生まれ。立命館大学卒業後、福山哲郎参院議員の私設秘書に。2000年衆院選に京都3区から立候補するも落選。03年衆院選で初当選。民主党政権では内閣府政務官を務める。民進党、希望の党、旧国民民主党、立憲民主党を経て、21年に立憲民主党代表に就任(24年退任)(撮影:今井康一)
少女への性的虐待などの容疑で逮捕され、2019年に拘留中に死亡したジェフリー・エプスタイン氏についてアメリカ司法省が保有する調査資料約600万ページのうち、1月末に約350万ページが開示された「エプスタイン文書」。それに登場したセレブリティーは、次々と表舞台から姿を消している。
アメリカでは、クリントン政権時に財務長官を務めたローレンス・サマーズ氏が、学長も務めたハーバード大学を学年度末に退くと表明。イギリスでは王弟のアンドリュー元王子や、労働党の重鎮だったピーター・マンデルソン氏が情報漏洩の容疑で逮捕された。アンドリュー氏は王族としての一切の特権を剥奪され、マンデルソン氏を駐米大使に任命したスターマー内閣は政治的責任を追及されている。
日本も、この問題と無縁とはいえない。「エプスタイン文書」には、当時マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ所長だった伊藤穣一氏(現・千葉工業大学学長)の名前が約1万回、メールのやり取り4000件が含まれていた。ハッカーの国際イベント「DEFCON」は2月18日、伊藤氏を含む「エプスタイン文書」に名前があった3人を異例の「公表追放」とした。しかし、日本政府はほとんど何も対処しようとしなかった。いったい何が隠されているのか。
3月5日と12日の2度にわたり衆院予算委員会で本件について追及した中道改革連合の泉健太衆院議員に、「エプスタイン文書」がはらむ問題について聞いた。

伊藤氏に自民党有力議員の後押し?

――何をきっかけに、この問題に関心を抱いたのですか。

「エプスタイン文書」問題については昨年2月、立憲民主党の本庄知史政調会長(当時)がグローバル・スタートアップ・キャンパス構想(GSC)について衆院予算委員会で追及したのが始まりです。

GSCは岸田政権時の22年1月、戦後の日本経済の創業期に匹敵する「第2の創業ブーム」を巻き起こすべく構想され、22年度第2次補正で66億円、23年度補正で570億円、計636億円が基金化されました。

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