有料会員限定

「鋼鉄のように固い檻」は人類の宿命ではない/『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む(下)

✎ 1〜 ✎ 74 ✎ 75 ✎ 76 ✎ 77
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

決定的だったのは、ローマ教会による親族婚の広範な禁止だ。多くの文明が社会の基盤としてきた氏族ネットワークは解体され、人は血縁に頼らず、制度やルールに従う生を余儀なくされた。さらに宗教改革により、プロテスタント国では修道院が解体。中間的組織が弱体化する一方、個人の聖書読解が重視され個人主義が発達した。氏族ネットワークが弱体化したから、法や契約、裁判所、官僚制がより強く必要とされたのだ。

関連記事
トピックボードAD