決定的だったのは、ローマ教会による親族婚の広範な禁止だ。多くの文明が社会の基盤としてきた氏族ネットワークは解体され、人は血縁に頼らず、制度やルールに従う生を余儀なくされた。さらに宗教改革により、プロテスタント国では修道院が解体。中間的組織が弱体化する一方、個人の聖書読解が重視され個人主義が発達した。氏族ネットワークが弱体化したから、法や契約、裁判所、官僚制がより強く必要とされたのだ。
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