中学受験率10年ぶりに低下も都心部の過熱続く 東大合格者の6割が「中受組」で"リアル・ドラゴン桜"は絶滅危機
中学受験を経た生徒はとにかく計算が速い。四則演算や分数・比の処理を中学入学前の段階で徹底的に鍛えているため、数学的な処理速度が根本的に違います。また、国語の漢字力も圧倒的に強い傾向があります。東大入試は決して奇問・難問だけで構成されているわけではなく、むしろ基礎力の積み重ねが合否を左右する場面が多い。中受経験者が持つ「盤石な土台」は、6年後の東大受験においても大きなアドバンテージになっていると感じます。
それでも、高校受験組に伝えたいこと
とはいえ、だからといって「東大を目指すなら中学受験が必須」と断言したいわけでは、まったくありません。私たちが今年関わった生徒の中にも、中学受験の経験がないまま東大に合格した人が何人もいます。伸びる子は、どのルートを通っていても伸びます。
中学受験が過熱する時代だからこそ、高校受験を選んだ人にも堂々と東大を目指してほしいと思います。むしろ、中学受験をしていないからこそ持っている強みもあるはずです。高校受験の競争を通じて培った集中力や、精神的なタフさは決して中受経験者に劣るものではありません。
データは確かに「中受経験者有利」を示しています。しかしそれはあくまで傾向であり、個人の努力と戦略次第でいくらでも覆せる数字でもあります。どの道を選んでも、基礎を丁寧に積み上げることが東大合格への最短ルートであることは変わりません。高校受験組の皆さんにも、ぜひ諦めずに挑戦し続けてほしいと思います。
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