「心」を整え長寿に、薬剤師お勧め"お茶"の摂り方――捨てていた茶殻はお粥やふりかけに…おいしく食べて不調を緩和

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・長寿を促進する
・精神の安定、集中力を高める
・疲労回復
・消化促進

そして、これらの不調に対しては、「朝起きたとき」や「食後」「疲れたとき」にお茶を飲むことを推奨しています。また、集中力を高めたいときにもお茶を飲むとよいとしています(飲み方の注意点は後述します)。

お茶の葉と漢方薬

お茶の葉は、漢方薬に使われている生薬です。茶葉(ちゃよう)という生薬名で、熱を冷まし解毒する作用、利尿作用があります。実際に「川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)」や「滋腎明目湯(じじんめいもくとう)」などの漢方薬の構成生薬にもなっています。

研究で明らかになった健康効果

このほか、現代科学でもお茶の効用はいろいろと研究されています。

大規模な調査では、緑茶の効果をさまざまな側面から分析し、男女とも「緑茶をたくさん飲むほど、死亡リスクが低い」という結果が出ています。特に患うと命に関わる循環器疾患(心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血など)では、緑茶を飲む習慣が発症リスクを明らかに低くするというデータが得られました。

がんについても、男性においては前立腺がん、女性の胃がんの罹患リスクを低減するというデータが出ています。

お茶の成分と効果の関係

お茶にはさまざまな成分が含まれていますが、そのなかでも代表的な「カテキン」には、抗腫瘍作用や抗アレルギー作用、消臭作用などがあることが、研究で示されています。

カフェインには覚醒作用があるため眠気が抑えられ、頭がスッキリします。交感神経が優位になることで代謝が上がり、脂肪燃焼効果も期待できるとされています。

摂りすぎには注意が必要ですが、春のイライラや食べすぎが気になる方は、日常的に温かいお茶を1杯飲んでみると良いかもしれません。

また、カフェインの利尿作用は、むくみの改善にも有効です。

むくみで体が重いとメンタルが不調になり、頭痛などの原因にもなります。漢方的な考え方でも、体内の余分な水は「水毒(すいどく)」となり、寒暖差の大きい春の不調の原因にもなるとされています。こちらもやはり温かいお茶で、対処したいものです。

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