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ライフ #広がる新しい暮らし方 "廃居"という磁力

きっかけは"空き家再生のプロ"が惚れ込んだ一軒の廃墟、変わり始めた金沢の港町《4年半で30軒再生》

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金沢市の港町にあった空き家を再生し、おしゃれなカフェに再生した(写真:カラーズバリュー)

まちの雰囲気に変化、きっかけは“廃墟”

石川県金沢市・JR金沢駅近くのバス停から1時間に1本ほどのバスで30分弱。日本海に面してかつて北前船で栄えた「金石(かないわ)」というまちがある。

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金沢市は市内9カ所の歴史を感じるちょっといいまちなみを「こまちなみ」と名付け、保存、育成を図っているが、金石はその「こまちなみ保存地区」のひとつ。エリア内には町家、旧回船問屋の堂々とした建物などが残されており、建物好きなら散策が楽しい場所だ。

エリア内を歩くと雰囲気のある路地があり、建物好きには歩いて楽しい場所(写真:筆者撮影)
国の登録有形文化財である観田家住宅。明治初期に建てられたものと伝わる(写真:筆者撮影)

だが、漁師町でもあり、荒っぽい土地柄というイメージを持たれるのか、金沢市内では長らく積極的には選ばれにくい地区とされてきた。地元の人達もその視線を意識してか、地域に自信を持てず、やや卑下するような雰囲気があったという。

だが、この4年半ほどで空気が変わってきた。きっかけは1軒の廃墟だった。

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【工藤さんが一目惚れした廃墟とは】

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