72歳の人気料理家が食べている「ひとり暮らしの気楽な野菜料理」、大好きな「れんこん・ごぼう・なす」シンプルレシピ
【直径20cmのフライパンがひとりごはん調理には大活躍します】
ひとりごはんを作るときにいちばんよく使うのは、直径20cmのフライパンです。フライパンといえば、何かを「焼く」ためのものというイメージかもしれませんが、私は、煮物にも、ごはんを炊くのにも、そしてひとり分のワンパンパスタのときにも、このサイズのフライパンを使っています。
とり回しがしやすく、煮汁少なめでもよく、焼きつけてから煮るという工程にも向いている。とにかく片手なべより万能なのです。より便利に使うために、蒸気がもれないような、ピシッと閉まるふたを用意することが大切。
ちなみにいため物は、ひとり分でも直径24cm。中に入っている具材をしっかり動かし、均等に火を通したいからです。
好きな野菜は「れんこん・ごぼう・なす」
好きな野菜は?と聞かれたら、「れんこん・ごぼう・なす」と答えます。かなり地味な野菜ですよね。でも、どれも滋味深くて、しみじみおいしいから大好きなんです。
れんこんは、すりおろして焼けばもちもち、コロコロに切ればコリコリ、薄切りならシャキシャキ。食感をどんどん変えられるのがいいところ。
厚めに切って皮ごと焼けば、ほどよい歯ごたえのある、ボリューム満点の一皿になり、肉料理にも負けない存在感が生まれます。和風、洋風、どちらにも使いやすいのも魅力ですね。
ごぼうのおいしさは、ほかの素材からは生み出せない風味豊かな香りと歯ざわりでしょうか。
年齢を重ねて繊維が歯にはさまるから苦手になったという嘆きも聞きますが、繊維を断ち切るように切ったりたたいたりすれば、問題ありません。心にしみ入るような、あの深い味わいをあきらめたくないからこそのひと工夫です。
ごぼうは昔ながらの土つきを選ぶほうがいいというイメージがありますが、独特の泥くささを強いと感じるので、私は洗いごぼうを買うことがほとんどです。





















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