「年収100万円アップ!」に釣られて転職したものの、喜びもつかの間…"転職ブーム"で若手が直面する《想定外のワナ》

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転職する若者
「年収アップ」と聞いて喜んで転職したはずでしたが……(撮影:今井康一)

「思い描く賃上げではなかったから、だまされた感がある」

こう話すのは、2025年3月にITの中小ベンチャー企業(社員数約250人、創業約10年)に転職して1年近くが過ぎた男性(28歳)だ。

転職後、早いうちに前職より月額3万円、年収で賞与を含めると100万円ほど給与が増えた。だが、納得がいかないのだと言う。はたして何が不満なのか。

「面接時に聞いていない!」

前職でプログラマーとして4年勤務後、転職。3カ月の試用期間後に主任(リードエンジニア)に昇格した。以下が給与の昇格前と後である。

昇格前:基本給27万円+残業代(全額支給)
主任昇格後:基本給27万円+役職手当4万円(この4万円には「20時間分の固定残業代」が含まれるという規定に23年に変更されていた)

男性によると、さらに24年には全社員を対象とした定期昇給(以下、定昇)やベースアップ(以下、ベア)を廃止し、その予算を主任、副課長、課長、部長などの「役職手当」に集中させていたという。

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