自分に不利なことはぜんぶ上司のせい――マネジメント層が頭を抱えるZ世代部下のトンデモ思考

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若いビジネスパーソンのイメージ
若手社員の間に広まる「通報=権利」意識とは?(写真:kouta/PIXTA)
金沢大学教授の金間大介氏は、前作『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』で、横並び志向が強く、上の世代に対して「いい子」を演じる術に長けた「いい子症候群」の若者像を描き、大きな衝撃を与えた。
しかし、現代の若者の価値観はさらなる変容を遂げている。上の世代に対して「気づかう」ことや「いい子を演じる」ことももはやしなくなったというのだ。
金間氏はそうした若者たちを「無敵世代」と名付け、昨年12月に『無敵化する若者たち』を上梓した。
そこで東洋経済オンラインでは、さまざまな業種のマネジメント層・中堅社員による座談会を開催。日ごろ若手社員と接する中で、どのような葛藤や困難があり、いかに対応しているのかを語ってもらった。
まず話題に上ったのが、昨今の若手社員の「権利意識の強さ」だ。
かつては相談ごとも要望も「何かあれば、まず直属の上司に」が当たり前だったが、最近は「気に入らないことがあったら人事部長に直電」もめずらしくないという。
Aさん(40代・自動車関係マネージャー)
Bさん(50代・大手企業人事部長)
Cさん(40代・金融機関マネージャー)
Dさん(30代・航空関係中堅社員)

「苦手なことはやりたくない」と言ってはばからない

Aさん(自動車関係マネージャー):私はコロナ期間中、ある基幹プロジェクトのため少し現場を離れ、コロナ明けくらいに営業マネージャーとして現場に戻ってきました。ほんの数年のことなのに、現場を離れる前と戻ってきた後とでは若手社員の気質がまったく変わったように見えて、びっくりしましたね。

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