中山さん(仮名・54歳)は運輸業界で激務の日々を過ごす傍ら、週末は4歳次男の布オムツ育児に積極的に取り組んでいる。
ただし平日は紙オムツを使う。幼稚園にも紙オムツで登園させている。現在は9歳になる長男が赤ちゃんだった頃も、週末は布オムツを使っていたという。熱心に布オムツ育児に取り組む夫を横目に、11歳年下の妻は「あなたがやりたいならどうぞ」と、特に賛成も反対もしない。なぜ、中山さんは布オムツ育児に対してそんなに意欲的になるのだろう。
布オムツは「僕の道楽」
「環境問題的にも紙より布の方がエコだというのも理由の一つですが、なんというか……排泄物も子どもの一部だったものですし、それをそんな簡単に捨てるのも、という感覚に近いと思います」
とはいえ排泄物自体が愛おしいわけではないので、もちろん処理をする。汚れた布オムツは下洗いをして、まとめて洗濯機にかける。中山さんにとってその工程を丁寧に重ねる時間は、子どもを慈しむことと同義なのだ。
「育った環境の影響もあるのか、今でも手作りがそばにある暮らしが好きです。毎年梅干しは僕が漬けますし、ラッキョウを漬けたり、カラスミを自分で作ったりもしています。布オムツはその暮らしの中の一部みたいなものです」





















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