男性の家事・育児参加は進んだが…夫の疑問「なぜ妻は効率が悪いのか?」に潜むズレ《終わらぬ子育てのタイパ議論》
家事・育児をめぐるすれ違いの本質
音声配信をしていると、リスナーさんから質問をいただくことがよくある。なかでも、数年前からときどき届くようになったのが、共働き家庭の男性側から寄せられる似たような相談だ。
それだけ、男性の家庭進出が進んでいるのだろうと思う一方、文面を見ていると、ふと手が止まり考え込んでしまう。そこには「自分は妻と同じように家事・育児をしているのに、なぜ妻は自分より時間がかかるのか」という疑問が記されている。
昨年、いただいた相談もそうだった。相談者は、保育園児と小学校3年生の子どもを育てる共働きの父親である。妻もフルタイム勤務のため、朝の保育園の送りは自分が担当し、帰宅後は洗濯や洗濯物干しなども担っている。
早く帰宅できた日には、子どもをお風呂に入れ、寝かしつけもするという。家事・育児の大変さは理解しているつもりだ、と書かれていた。その前提を記したうえで、相談内容にはこう書いてあった。


















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