男性の家事・育児参加は進んだが…夫の疑問「なぜ妻は効率が悪いのか?」に潜むズレ《終わらぬ子育てのタイパ議論》

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
子育て中の男性
家事や育児を夫が担う家庭は増えていますが、だからこそ夫婦のすれ違いが起きやすい側面もあります(写真:mits / PIXTA)
音声プラットフォームVoicyの「学びの引き出しはるラジオ」で、キャリア・子育て・学び・生き方の選択について発信している尾石晴さん。今回はリスナーから寄せられた質問をもとに、家事・育児をめぐる夫婦のすれ違いについて考えます。

家事・育児をめぐるすれ違いの本質

音声配信をしていると、リスナーさんから質問をいただくことがよくある。なかでも、数年前からときどき届くようになったのが、共働き家庭の男性側から寄せられる似たような相談だ。

それだけ、男性の家庭進出が進んでいるのだろうと思う一方、文面を見ていると、ふと手が止まり考え込んでしまう。そこには「自分は妻と同じように家事・育児をしているのに、なぜ妻は自分より時間がかかるのか」という疑問が記されている。

昨年、いただいた相談もそうだった。相談者は、保育園児と小学校3年生の子どもを育てる共働きの父親である。妻もフルタイム勤務のため、朝の保育園の送りは自分が担当し、帰宅後は洗濯や洗濯物干しなども担っている。

早く帰宅できた日には、子どもをお風呂に入れ、寝かしつけもするという。家事・育児の大変さは理解しているつもりだ、と書かれていた。その前提を記したうえで、相談内容にはこう書いてあった。

次ページ夫の疑問「なぜ21時に寝かせられないんだ?」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事