ところで、一般的に布オムツは排泄後の不快感をダイレクトに感じやすいため「オムツが早く外れるらしい」と聞いたことがある人も多いのではないだろうか。しかし、中山さんは「それが、うちの4歳次男は遅いくらいなんです。なんででしょうかね」と少し困った顔で笑う。
「長男のオムツが外れたのは、確か3歳9カ月頃でした。次男は今4歳で、次の春には幼稚園の年中にあがりますがなかなか……。息子たちはふたりとも、布の方が気持ち良いとも悪いとも、特に何も言いませんでした。布だからオムツ外れが早いかどうかは、個人差があるんじゃないですかね」。かといって、次男に対しても無理に急かすようなことはしない。
中山さんにとって布オムツ育児はトイレトレーニングのためではなく、あくまで愛情表現や心豊かに暮らすための要素の一つなのである。
「沖縄が好きな人限定」のパーティー
中山さんは中国地方で生まれて小学校時代を過ごし、中学以降から大学までは関西地方で暮らした。新卒で金融機関に入社したが、環境が合わず4年目に退職。その後は派遣・アルバイトとして、自分の興味のある職種や場所を選びながら全国を転々としていた。
転機は2007年頃。知り合いに声をかけられ、運輸業界の会社に正社員として就職した。以来19年間、今の仕事を続けている。
妻と知り合ったのは10年ほど前。当時中山さんは44歳、妻は33歳だった。結婚相談所が主催する婚活パーティーでの出会いがきっかけだという。
「そのパーティーは『沖縄が好きな人限定』だったので、面白そうだなと思って行ってみたんです。僕も妻も『ナビィの恋』(中江 裕司、1999年)という映画が好きで、その話で盛り上がったのを覚えています」




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら