「排泄物も子どもの一部」?布オムツに熱心な54歳パパ、手作り生活にハマるも「洗濯サボったら妻に怒られた」。ブレない自分軸での子育てとは

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妻の長所は「いろんな物事に対してあまり迷わないところ」。「そこに惹かれました。僕は昔から迷うことが多くて、迷った挙句に行動できないこともよくありました」。

自分にはないものを持っている妻と「沖縄が好き」という共通点で意気投合し、交際に発展した。その半年〜1年後には結婚。義両親への結婚挨拶では、義父が大腸癌を患った直後だったこともあり「娘が家庭を持つことにホッとした様子だった」という。ちなみに義父は病気を克服し、義母ともに現在も健在だが、中山さんの両親は既に他界している。

アラフィフからの育児「意外と悪くない」

若い頃は「他人の価値観に揺らぎやすく、いつも迷っていた」という中山さん。もしも20代、30代の頃の自分だったら、布オムツ育児は実践していただろうか。

「多分『やってみたい』とは思ったと思います。でも、周囲の目を考えたり、妻から反対されたりしたら『やっぱりやめておこう』と諦めていたかもしれません。でも50代を過ぎた今は、多少のことでは自分の軸がぶれなくなってきた。だから、育児も含めてあまり迷いなく、自由に生きることができるようになったなと思います」

子どもたちに対して「よく自分の元に来てくれた。できることはなんでもしてあげたい」といつも想ってやまないという中山さん。育児ができることを心底幸せに感じていることが伝わってくる。その実感を通して、人生の後半に差し掛かる年齢からの育児も「意外と悪くないぞ」と感じているという。

一方で、中高年からの育児にともなう不安も尽きない。目下の不安は「お金」の問題だ。中山さんは「アラフィフから育児を始めて、唯一デメリットかもと思っているのはそこですね」と、ややトーンを落として呟いた。

後編ではアラフィフ育児に関するお金の不安や、健康とタバコの問題、YouTubeなどの動画が大好きな子どもたちのエピソードなどを紹介する。

関連記事はこちら→後編:アラフィフで子ども「申し訳ない」「タバコやめられない」…大学費用は足りるのか?54歳2児父、高齢育児の本音

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宇乃 さや香 フリーライター

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うの さやか / Sayaka Uno

1982年北陸生まれ。大学卒業後、分譲マンション管理会社、フリーペーパー出版社、認知症対応型グループホームでの勤務を経験。妊娠・出産を経てフリーライターとして独立。生き方や価値観のアップデート、軽やかに生きるヒントを模索し、取材を続ける。

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