「『パワポの資料』を今すぐやめなさい」 脳科学者・茂木健一郎さんが指摘する「日本人が陥る大いなる間違い」
「講演会にはパワーポイントを準備する」といった常識や慣習は、本当に必要なのでしょうか?(写真:mits/PIXTA)
AIが進化し、「人間の仕事は無くなってしまう」という脅威を感じている人は多いのではないでしょうか。
しかし、脳科学者の茂木健一郎氏は、「人間とAIはお互いに棲み分けをしながら共存していける」と断言します。人間は「人間の脳をフルに活かした働き方」をすればいいと言うのです。
それは、うまくいくかどうかもわからない状況で、リスクを恐れずに素早く正しい判断・選択・行動ができるかどうかがポイント。そのための武器として、茂木氏が提唱する「超すぐやる脳」があるのです。
本稿は、茂木氏の新刊『「超」すぐやる脳のつくり方』より一部抜粋・編集のうえ、お届けします。
「打ち合わせ」は懇親の場ではない
「Talent does what it can, genius does what it must」
これは、イギリスの小説家、劇作家、政治家であったエドワード・ブルワー=リットンが残した言葉で、「才能あるものはできることをする、天才はしなければならないことをする」という意味です。
僕はこの言葉に触れたとき、「ああ、いい言葉だな」と感嘆しました。
この言葉を頭の片隅に置いて日々過ごしていると、最近あることに気づかされたのです。
それは、いま世界でAIを開発しているアメリカのビッグテックの人たちは、まさにそうした行動を取っているということです。
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