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「教科書の内容を丸暗記すれば、最難関の中高一貫校にも入れる」と思っている親が多すぎる―「学力」と「記憶力」は別物

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  • 青木 健 メモアカ代表取締役CEO/日本メモリースポーツ協会会長
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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窪田:そういえば、私と同じくアメリカから日本の学校に入った友達が、地理のテストで産油国のSaudi Arabiaを「サウディアレイビア」とカタカナで書いて、バツをつけられていました。アメリカだったらきっと丸をくれるでしょうが、日本の先生は「『サウジアラビア』と書かなければ間違いだ」と。せめて三角にしてくれと思ったものです(笑)。

青木:英単語や漢字など、とにかく単純に覚えるしかないものも確かにあります。でもそれ以外のものは、縦と横の周辺情報とのつながりも含めて立体的に捉えたほうが、教える側も説明しやすいし、教わる側も覚えやすいと思いますね。

テストのため、受験勉強のために暗記が求められる日本

窪田:日本の教育システムの問題もあるのかもしれません。それでも医師になったので、周囲の人から「医師国家試験に受かるのだから覚えることは得意なんだろう」などと言われることもあります。でも私の場合は暗記したものを思い出すのではなく、その場で自分の頭で考えることで回答してきたのです。

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青木:記憶するには理解を深めることが必要で、表面的なことだけを覚えるのはめちゃくちゃつまらないことなのでしょう。でも日本ではテストで点数を取るため、あるいは受験勉強のために、表面的な暗記が求められることが多いですよね。

窪田:いろいろな試験方法ももう少し変わるといいですね。歴史も年を取ってから興味を持ちましたが、学生時代はおよそ面白いと思えませんでした。

いちばん大切なのはその出来事が何年何月に起こったということではなく、背景と流れのほうであるはず。そのあたりのストーリーテリングを重視してもらえたら、きっともっと面白くなるでしょう。こんなことを言ったら、誰かに怒られるかもしれませんが。

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【記憶力を鍛えただけで学力が上がるわけではない】

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