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いまの若者は短文を使ったコミュニケーション能力が高い一方、長い文章を読み解き、大きな文脈としてストーリーを構築する力を失いつつあるという。この変化はビジネスや教育現場にどのような影響を及ぼしているのか?
若者分析の決定版と評される『
無敵化する若者たち』(東洋経済新報社)を12月に上梓した金間大介氏と、若者をはじめ“本を読めなくなった人たち”への徹底取材でテキストメディアの現況をリポートした『
本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』(中公新書ラクレ)を2月に上梓した稲田豊史氏。
効率化を追い求めた社会が若者に強いる「思考の断絶」について両氏が鋭く切り込んだ、対談の前編をお送りする。
単語の羅列でしか話せない若者たち
金間:稲田さんと対談するにあたって、議論したいキーワードをピックアップしてきました。1つは、「大きな文脈をストーリーとして理解できない」若者についてです。
企業の方と話をしていると、Z世代の社員について、商談の場などでわかりやすくストーリー構築された対話ができない、という声がよく挙がってきます。
さまざまなエピソードにつながりを持たせて、ストーリーとして主張を伝えたり共感してもらったりといったことがとにかく苦手。だからお客さんの質問に対しても単語の羅列や、ブツ切りでしか返せない。
稲田さんの今回のご著書『本を読めなくなった人たち』では、そのあたりの原因を解説してくれていると感じながら拝読しました。
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