衆院選「自民勝ちすぎ」がもたらす"危うい波紋"、モノ言えぬ空気の党内で動き始めた《独裁阻止》の極秘作戦

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高市首相
衆院選から一夜明け、自民党本部で記者会見する高市早苗首相。だが、その周辺はさっそく騒がしくなっているようだ(写真:時事)

「国民の皆様からご信任をいただいた。国民との約束を実現していく」

2月9日夕方、自民党本部で記者会見に臨んだ高市早苗首相は前日に投開票された第51回衆議院選挙の結果を受けて、高らかに宣言した。そのうえで、これまで訴えてきた「責任ある積極財政」や安全保障政策の抜本的強化、政府のインテリジェンス機能の強化などの政策を進める考えを強調した。

また、選挙戦最中のNHK「党首討論」への出演をキャンセルしたことについては「きちんと準備し、服装も決めていたが、専門医や周囲の意見もあり、遊説日程もあったのでやむなく決めたことで、決して逃げたのではない」と釈明した。

「革新勢力が総崩れ」政界の構図が一変

8日に投開票された衆議院選挙では、高市首相の率いる自民党が単独で総定数465の「3分の2」を超える316議席を獲得。結党以来の最多記録となる「歴史的大勝」を果たした。その一方で、衆院解散直前に急遽結成された中道改革連合は、公示前の3分の1にも届かない大惨敗を喫し、中央政界の構図は一変した。

衆院選で確定した各党の獲得議席は、自民党316、中道改革連合49、日本維新の会36、国民民主党28、参政党15、チームみらい11、共産党4、れいわ新選組1、減税日本・ゆうこく連合1、無所属4。過去にもなかった“超1強多弱”状態となった。

与党である維新や国民民主党は伸び悩み、参政党とチームみらいが躍進。「反権力」の共産党とれいわ新選組は敗北し、日本保守党と社民党は議席ゼロに終わった。「要するに革新勢力が総崩れ」(選挙アナリスト)という状況だ。

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