週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「寄り添う上司が壊れる」管理職を襲う"共感疲労"――意外と知られていない心理的安全性の本質。自分を守るための3つの境界線とは

8分で読める
  • 船見 敏子 公認心理師、産業カウンセラー、1級キャリアコンサルティング技能士

INDEX

「共感疲労」から自分を守るための3つの境界線とは(写真:Greyscale/PIXTA)

製造業で管理職のコンサルテーションをしたときのこと。課長の田中氏(仮名、42歳)は、ため息をつきながらこう打ち明けました。

「体調不良でよく休む部下がいるんです」

聞くと、先日も3日連続で休んで、業務に支障が出たそう。

「『仮病じゃないの? 職場の状況も考えてよ』と思うこともあるんですけど、このご時世、そんなこと言えないじゃないですか。だから『無理しないで。お大事にね』と伝えてはいますが、このままでいいのかともやもやしています」

心理的安全性の高い職場を作ろう

心理的安全性の高い職場を作りましょう――。

今、多くの企業でこの言葉が叫ばれています。筆者も心理の専門家として企業研修を行っていますが、ここ2年ほどは「心理的安全性を高める研修をしてほしい」というオーダーが最も多くなっています。

次ページが続きます:
【苦しんでいるのは管理職】

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象