東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「たった2つの質問」で日常のミスは劇的に減る。仕事や家庭の失敗を4エリアに分類し、"根性論抜き"で再発を防ぐ「失敗マップ」の威力

7分で読める
  • 飯野 謙次 スタンフォード大学工学博士/失敗学会副会長

INDEX

失敗マップとは、再発防止策を考える思考の地図のことです(写真:ニコプロ/PIXTA)
【写真を見る】「たった2つの質問」で日常のミスは劇的に減る。仕事や家庭の失敗を4エリアに分類し、"根性論抜き"で再発を防ぐ「失敗マップ」の威力(4枚)
失敗は誰もがしてしまうもの。しばらくは落ち込むかもしれませんが、大事なのは「いかに立ち直り、対策するか」です。仕事でも家庭でも、全ての失敗は「4タイプ」に分類できます。自分の失敗がどのタイプかさえ分かれば、自ずと対策方法が見えてくるのです。
※本稿は『失敗マップのすすめ 2つの質問に答えるだけで「ミスしない・させない」を仕組み化できる新ツール!』を一部抜粋しています。

 

本稿は、読者のみなさんの日常的な失敗への対策を目的としています。具体的には、「たった2つの質問に答えるだけ」でミスが減り、次の失敗の予防もできる「失敗マップ」を紹介していきます。

簡単なツールで、同じ失敗を繰り返さない

失敗を経験し、思ったような結果を得られなかったと感じることは誰しもあるでしょう。「もう立ち直れない」と思うほど落ち込んだことがある方も、中にはいらっしゃるかもしれません。あるいは今がその時かもしれません。

もちろん、失敗したら落ち込むのは当然の反応です。しかし、失敗した後も人生は続きます。だから、同じ失敗を繰り返さないように立ち直り、対策することが大切です。

そこで考えたのが、日常の生活や職場でも無理なく実践できる簡単なツールの開発であり、失敗マップです。失敗マップとは、失敗を4つのタイプ(本稿では「エリア」と呼びます)に分類し、エリアごとに効果的なリカバー方法を考え、再発防止策を考える思考の地図のことです。

【失敗マップってどんなもの?】

失敗マップは次の2つの質問に答えるだけで、その失敗がどの「エリア」(後述します)に当てはまるかがわかり、効果的な対策のヒントが得られるようになっています。

● 作業に関わっていた人数は?

● どのくらいの頻度で作業は行われる?

何か失敗をしでかしたときには、まずこの2つの質問に答えて失敗マップにプロットし、最善の対応策を探っていきます。次の図は、プロットする前の失敗マップのイメージです。

次ページが続きます:
【失敗エリアの4つの領域】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象