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「高市解散」で円安加速、最短で日銀3月利上げも/長期金利3%も絵空事ではなく、日銀は国債購入の一時的増額に動きそうだ

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  • 下田 知行 政策ストラテジスト・立教大学経済学部特任教授

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1月19日の記者会見で、高市早苗首相は解散総選挙を発表した(写真:Bloomberg)

長期金利の上昇が止まらない。1月20日には10年物国債金利で一時2.38%をつけ、27年ぶりの水準となった。10年物だけでない。40年物金利は4%台に乗せた。20年物金利は3.35%、30年物金利は3.71%と上昇スピードを速めた。イールドカーブはスティープ化(より長い年月に向けての傾きが急になる)しながら、上方シフトが続いている。

長期金利が上昇しても円安が止まらない

問題は、長期金利の上昇が続いているのに円安が止まらないことだ。いよいよ1ドル=160円が視野に入ってきた。片山さつき財務相は「行きすぎた動きには断固たる措置をとる」などと口先介入を繰り返しているが、ほとんど効いていない。

もっとも、市場は政府が160円を為替介入の防衛ラインに設定しているのではないかとみて、160円を前に神経質な動きになっている。

元日銀企画局審議役が日本&アメリカの金融政策を徹底予測

筆者は、実際、2月8日投開票の総選挙の最中に160円に乗せれば、介入は実施されるのではないかと見る。何より、円安は物価高を招くため、有権者の評判は悪い。総選挙に入って円安がさらに進行するのは看過できないはずだ。

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