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「1日4時間以上の使用で脳が萎縮」スマホ認知症の最も顕著なサインとは?

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(画像:ブルーバックイメージ / PIXTA)
スマートフォンが日常生活の中心に入り込んで久しい現在、その便利さの裏側で、近年「スマホ認知症」と呼ばれる現象が教育現場や医療の専門家の間で深刻視され始めています。今回は、『スマホ認知症 思考力・判断力・集中力を奪われないために』を上梓した西岡壱誠氏に、スマホ認知症とは何か、なぜ今広がっているのか、そして子どもたちの脳を守るために大人ができることについて解説してもらいました。
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「スマホ認知症」が広がる理由

みなさんは、「スマホ認知症」という言葉を耳にしたことはありますか?

これは医学的に正式な病名ではないものの、「スマートフォンの過剰な使用が記憶力や注意力、思考力などの基本的な認知機能を低下させる」という現象を指す言葉として、すでに多くの場所で定着しつつあります。

教育関係者の間ではすでに深刻な問題として扱われ始めており、「現代病」として今後どんどん認知が広がっていくのではないかという見方が強いです。

たとえば東京慈恵会医科大学の研究チームは、1日4時間以上スマホを使う若者の脳画像を分析し、前頭前野の萎縮傾向が見られると指摘しました。

前頭前野は思考・判断・記憶・意欲・感情制御など、いわゆる「認知機能」を担う脳の司令塔です。ここが弱るということは、まさに“現代型の認知症”が起きていると言っても過言ではありません。

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【ポケットにスマホが入っているだけで学習効果が下がる】

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