東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

【子育ての悩み】「うちの子はタンポポ、お隣はヒマワリ」でいい!"平均的なわが子"に落ち込む親を解放する自然界の法則

7分で読める
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

INDEX

異なる特性を持っているタンポポとヒマワリ。どちらが優れているということはありません(写真:YUMIK/PIXTA)
【相談】
小3の娘のことで悩んでいます。勉強も運動も平均的で、特別に得意なものがありません。同じ学年の子がテストで満点をとったりスポーツで活躍しているのを見ると、つい娘にも「もっと頑張ってほしい」と期待してしまいますが、思うように伸びず落ち込む自分がいます。私は娘の何を見て子育てすればいいのでしょうか。
(仮名:ちかさん)

ちかさんの「お子さんの何を見て子育てをすればいいか?」という質問に回答する前に、次の言葉からお話を始めたいと思います。

「タンポポの花が咲くのに、ヒマワリを期待し続け、咲かないとがっかりする」

この言葉は、筆者が子育て相談を受ける際に度々お話をしている言葉です。この一文を読んで、どのようにお感じになるでしょうか? 私たちは日々の子育ての中で、知らず知らずのうちにこの「タンポポにヒマワリを期待する」という間違いを犯してしまっているかもしれません。

タンポポとヒマワリは、特性は違えどどちらも美しい

タンポポとヒマワリ。どちらも美しい花ですが、まったく異なる特性を持っています。ですから育て方も異なります。タンポポは小さくとも強い生命力を持ち、どんな環境でも花を咲かせる逞しさがあります。

一方、ヒマワリは大きく堂々とした姿で太陽に向かって伸びる、華やかな存在です。どちらが優れているということはありません。それぞれに独自の価値と美しさがあるのです。

次ページが続きます:
【同質化を是とした教育の問題】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象