「なんか気持ち悪い…」AIで作ったものに覚える違和感こそが「人間の価値」そのものである訳
AIが生成したものを見て抱く「違和感」こそが、AIに代替されない「人間の価値」そのものです(写真:jessie/PIXTA)
「このインフルエンサーの投稿、なんだか変だ」
「この広告の画像、完璧すぎるけど……なんか気持ち悪い」
AIが生成したものが世に溢れる中、多くの人がこうした「言葉にできない違和感」を日常的に感じ始めている。しかし、その「なんか気持ち悪い」という感覚を、ただの“感性”や“好き嫌い”の問題だと片付けているとしたら、それはAI時代のキャリアにとって致命的かもしれない。
新刊『AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方』の著者・三浦慶介氏は、その「違和感」こそが、AIに代替されない「人間の価値」そのものだと断言する。
本記事では、同書から抜粋・再構成し、なぜAIが作ったものへの「違和感」が、ひいてはあなたの「給料の源泉」に直結するのか、その驚くべき理由を解説する。
AIが作ったものが溢れる現代
最近は生成AIの普及によって、巷にはAIで作ったものが本当に多く溢れています。
AIで作ったイラスト、文章、そして最近は動画も、とてもたくさん流れるようになりました。
これはビジネスシーンでも同じです。提案資料、メールの文面、記事など、「ああ、これはAIで作られたな」というものがたくさんあります。
私自身もAIを使っていろんなものを作っていて、業務効率が数倍にアップしているという恩恵は確実に受けています。その際に最も注意しているのが、この「AIっぽさ」です。
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