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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

《「韓国人観光客」が長野・諏訪地域に殺到?》 映画『盤上の向日葵』の撮影地が「最近、国際的に注目されている」ワケ

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  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家

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美しい自然と精密機械工業が盛んな土地柄から「東洋のスイス」とも称される、長野県の「諏訪地域」(筆者撮影)

10月31日公開の映画『盤上の向日葵』(配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹)。原作は、柚月裕子さんによる同名の小説(中公文庫)です。将棋界に巻き起こる事件の裏で、それぞれの登場人物の心情が深く表現されたヒューマン・ミステリー。

坂口健太郎さん演じる「桂介」と、渡辺謙さん演じる「東明」を中心に、将棋に生きる男たちと、それを取り巻く人々の激動の人生をドラマチックに描く物語となっています。

また同作は、それぞれの心情を彩る背景としてさまざまな舞台地が登場し、ロードムービー的な側面もあります。登場人物の複雑な過去と、その足跡をたどる捜査の過程を通じて、全国を旅しているような気分になることも特徴かと思います。

坂口健太郎さん主演、渡辺謙さん出演の映画(©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会)

そんな舞台地の中心となったのが、長野県の「諏訪地域」。これまでも数々の名作映画やアニメの舞台となった同地域の魅力はどのようなものなのか、実際に行って探ってみました。

ロケ地となった「旧街道」を歩く

JR中央本線や中央自動車道で、山梨県を抜けて長野県で最初に足を踏み入れるのが、ここ諏訪地域です。甲斐の国から信濃の国まで、遠い昔から人々の往来があった「甲州道中(旧甲州街道)」も、ほぼ同じルートを通っていました。

【写真を見る】「韓国人観光客が続々訪れる?」あまりに風情たっぷりな諏訪地域の“聖地”(26枚)

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【旧甲州道に風情がありすぎる】

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