週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

朝ドラ『ばけばけ』と『VIVANT』の"意外な共通点" 小泉八雲が暮らした、ドラマの舞台地《島根》を歩いてわかったこと

8分で読める
  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家

INDEX

朝ドラ『ばけばけ』の舞台地の1つ、「水の都」松江(筆者撮影)

10月からスタートしたNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、江戸時代末期から明治時代を生きた小泉八雲とその妻セツの物語をベースにした作品です。

小泉八雲は、新聞記者、小説家、英文学者であり、日本文化そのものを世界に紹介した功績で知られ、特に『耳なし芳一』『雪女』などの説話を記録、翻訳して広く海外に紹介した人物です。

1890年、40歳の時に来日し、その後54歳で亡くなるまで、松江、熊本、神戸、東京と移り住み、英語教師などを務めながら暮らしました。

【写真を見る】「『ばけばけ』にも『VIVANT』にも登場」注目せざるをえない県《島根》の“舞台地となった場所”(38枚)

八雲が暮らした「山陰地方最大の都市」

そして、『ばけばけ』で髙石あかりさん演じる「トキ」のモデルとなったセツは、1868年に武士の名家に生まれました。すぐに明治の世になり、近代化への激動の時代を過ごし、一時期は生活にも困るほどだったと言われています。

そこに英語教師として赴任してきたのが、のちに小泉八雲となるラフカディオ・ハーンで、セツは彼の身の回りをお世話する仕事をしていたのだそうです。

そんな八雲が暮らした最初の街であり、セツと出会った場所として、『ばけばけ』の前半の舞台地となったのが、島根県松江市です。撮影も行われたその松江で、現代に残る八雲ゆかりの地を訪ねてみました。

次ページが続きます:
【古来より「水の都」として親しまれてきた】

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象